家を建てるときに大切なこと
家を建てるときに大切なことといえば、まず安全性が挙げられます。
二階に上るための階段が急な角度だと、年配の方や幼い子どもが転倒してしまうかもしれません。
転倒を予防するための手すりを取り付けたり、そもそも設計の段階から急傾斜の階段を作らないように試案する事が大切です。
家を建てる際、建材の費用対効果を追求するのも大事ですが、ずっと暮らしていく事を考えれば、お手入れの利便性も考慮しなければなりません。
高級な建材を使うとコストは上がりますが、汚れや経年劣化に強い床板や壁を採用すれば日ごろのお掃除はとても楽になります。
成人した男女の場合、年齢を重ねても体格が多く変わる事はありませんが、子どもたちは別です。
今は小柄な子どもたちも、数年も経てば身長が伸びて活発に過ごすようになります。
子ども部屋の間取りは、やや余裕を持たせて設計したいところです。
また、今後兄弟姉妹が新しく誕生するかもれないので部屋数自体を増やしたり、近隣住民の迷惑にならないように防音性の高い建材を採用してマイホームの設計をする等、先見性を意識したいところです。
家を建てる際の建設会社とのトラブル「言った言わない」問題
家を建てる際に建設会社と口約束だけで話を進めるのは注意が必要です。
自身の要求を正確に説明したはずなのに「それは聞いてません。
」と言われることがあり、逆に建設会社の方が「これはちゃんと説明したはずです。
」ということもあります。
これにより費用が多くかかってしまったり、注文住宅などでは「イメージと違う」という問題が起こってしまう可能性があります。
悪徳業者でない限りは、建設会社の担当者も信頼関係を築くことを重視していますので、本当に忘れている場合や説明不足が原因で起こる問題です。
このように、家を建てる際のトラブル「言った言わない」問題を避けるためには、口約束だけではなく重要な点は必ずメモを取るようにしましょう。
ちゃんとした建築会社であれば、トラブルを避けたい気持ちは同じはずですので、お互いに確認し合いながら信頼関係を築き、自分の理想とする家のイメージを共有し、小さな不安でも相談できるようになれるのが理想です。